2015/12/25

今夜の月は妙にきれいでした。











・・・写真はいまいちですけど。
満月だったようです。
風が冷たく、寒い夜です。


12月ももう終わりに近づきました。
今年の夏に始めた茶話会は今月で5回目。
もう半年経つ、という気持ちと、まだ半年、という感じの半々です。

今月は、家を建てるための勉強期間の長い方が
お越しくださって、最初の頃と最近で、気持ちがどう変わったか、
というお話もしてくださいました。

書き切れないほどたくさん、私が勉強させて頂きました。

茶話会の中ほどで、今回もお越しくださった『家と人。』の加藤さんが
おっしゃったことも、あらためて深く心に刻みました。

「どんな家を建てても、幸せにはなれない。
 逆に、どんな家を建てても、幸せになり得る。」

あえて言葉を費やすなら、家の間取りや見かけ、断熱材などの性能、
オール電化などの設備、といったような、
目に見えるわかりやすいところだけをどれほどいじくり回したところで、
それで最高の家ができて幸せ、などということはあり得ない、
ということでしょうか。

家を建てる本人が、価値観や原風景といった内面、心の中まで
しっかりと棚卸しして、自分たちは本当はなにが欲しかったのかを
突き詰めなくては良い家にはなり得ないと、私も思います。

「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ。」
ニーチェの有名な言葉です。
自分の本心を自分に問うていると、そのうちなにが本当の本心か
わからなくなってきたりします。

家について、長いこと理想を追っているお客様たちといま、
時間をかけたお付き合いがありますが、皆さんその過程で
「自分の本当の要望がなにかわからなくなってきた」と
苦笑されています。

それはとても疲れることで、大変な作業ですが
そのプロセスを乗り越えないと、目に見えるところだけ小綺麗にした、
めくらましのような家をつかまされることにもなります。

今回の茶話会に来てくださった方は、
加藤さんのセミナーや茶話会を、
「わからないところに種をまいてくれて、
 いつかわかった時にそれは実になっている。」と
おっしゃいました。

そういう場に出来ただけでも、やった甲斐がありました。
年の最後に嬉しいお言葉を頂けて幸せです。
これを続けられるように、茶話会の雰囲気も保ちたいと思っています。
ご興味のあるかたはぜひ、気軽にお越しください。

1月もやります。
2016年1月23日(土) 9時30分から、アイーナ・809号室で開催します。
いまは雪もない岩手ですが、そのころはもう積もっているでしょうか。