2016/11/08

晩秋の色











週間天気予報で、ついに最低気温が氷点下の日が出てきた岩手です。
空の色も、ずいぶんと冴えてきたようです。
ある日の紅葉と月。


岩手銀行の旧本店が、いまは展示施設になっています。
そこで展示していた、ウィリアム・モリスのデザイン展へ。
















ウィリアム・モリスは19世紀イギリスの人です。
私は学生の頃、テキスタイルデザイナーとして、
つまり布の織りやプリントのデザイナーとして認識してしまったのだけど、
詩人でもあり、多才な人物だったようです。

アーツ・アンド・クラフツと呼ばれる運動を興した人として教わりました。
これは平たく言えば、日常生活の中にも芸術を取り入れよう、
ということで、普段から美しいものに触れよう、という思想でした。
思想そのものは、柳宗悦の民芸運動と通底しています。

能書きはともかく、好みは分かれるところですが、
やはり美しい色遣いや装飾です。











モダニズムに代表される、装飾を排する美しさもあると思いますが、
装飾にも独特の美しさがあると思います。
それは色合いと深く関わっていて、繊細で難しいバランスの中に存在しています。
















建物の雰囲気とも良く合って、
ひさしぶりに味わう感覚でした。