2017/01/09

祝、成人

風邪をひいた。

体温計が、久々に見るような高い数値を叩き出し、
全身の関節が痛く、動きが鈍い。
寝込むほど症状がでるのは何年ぶりだか、
もう思い出せない。

まさかインフルエンザ・・・と怯えたが、ただの風邪だった。

年末にも人と話していて痛感したことだが、
体力をつける必要がある。
これはもう業務の一環と思わなければならない。

今日は成人の日だった。
18年前、20歳の年の成人の日も、
そういえば風邪で寝込んでいた気がする。
ついでにいえば、その頃の成人の日は1月15日で、
毎年、何曜日に当たるかはまちまちだった。

僕個人のことを言えば、建築の専門学校に入るために
毎日アルバイトをしていた時期だった。
過酷な仕事というほどの記憶はないのだし、
ただ不養生で風邪をひいただけだったはずだ。

いまのようにツイッターもフェイスブックもない当時、
同級生が成人式でどんなに楽しんでいるかを目にして、
いちいち落ち込むようなことはなかった。

そもそも出たいとも思わなかったから、
出席を問う葉書にも返答しないまま
僕の成人の年は過ぎ去って行ったのだが、
それでも、晴れ着ではしゃぐ同年齢を横目に
肉体労働に従事していたら、
晴れやかな気分でいるのも難しかったはずだ。
寝込んで目にしないでいたのは良かったのだ。

自分が成人した年をいま振り返って、特に感慨はない。
当時に戻りたいと思ったことも、一度もない。
自分なりに、その時々を出来る限り必死に過ごした、
ぐらいには、手応えがあったからかもしれない。

今年の、近年の、これからの、新成人達も、
みんな充実した自分の時間を過ごしていたらいい。
同い年の、努力しなくても同じようなことを考えているのが
お互いにわかる、気の置けない友人達とだけ過ごすのを
許される時間は残りわずかだ。
存分に楽しむほうがいい。
社会に出れば、嫌でも様々な年齢・世代の人と、
一緒に働かなくてはならない。

それは面倒なことのようでもあるが、
自分の知らない世界を知らせ、目を開かせてくれる
最高の教師(反面も含め)たちと付き合っていく、
とても刺激的な時間、ということでもあるのだ。

年末年始も仕事して、まわりが仕事始めになった途端に
狙ったように風邪をひく、間の抜けた設計者に
現場の職人さんたちは何も言わず、
そっとしたままきちんと仕事を進めていてくれる。

仕事のために、命を磨り減らし、捨てる必要はない。
みんな助けてくれるのだ。
そしてみんなで、感動したり、喜んだりできるのだ。
そういう刺激的な世界が、これから先に待っている。

成人、おめでとう。

床材も着々と貼っていてくれるのだ。











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