2017/04/26

豆を煮る

煮る前と比べて倍ほどに膨らんだ大豆は、
ようやく、柔らかくなった。
ゆうに1時間は経っていた。

友人が誘ってくれて、味噌をつくることになった。
ご近所の農家さんに、大豆をたくさん分けてもらったから、
ということなのだそうだ。
有り難いことだし、なによりも愉しそうだし、
ふたつ返事で伺った。












大豆は、柔らかく煮るのに時間が掛かると
知識では知っていたが、薪ストーブで煮ると
こんなに時間が要るのか、と実感する。

手早く済ませたければ、圧力鍋をガスの火に掛ければ
あっという間に出来るだろう。
だがそれでは興がない。

薪ストーブで、陽に当たって居眠りしながら、
煮えるのを待つのが良いのだ。











ほんとうにうららかな、どうしようもなく気の緩む
よい日和で、こんな日に仕込んだ味噌が
美味くない訳がない、などと、いかにものんきなことを
何度も思った。











麹の良い香り、好ましい手触り。











よく混ぜたら団子にして、樽に叩き込む。
樽の中に投げつけて、文字通り叩き込むのである。
そうして、無駄な空気を抜くのだ。快感。











このお味噌は、冬頃に食べ頃を迎える。
もう春と秋と冬を飛び越して、
早く冬になって欲しい気持ちになる。











ねこも満足のカメラ目線。
白日夢のような一日だった。