2017/08/12

花火を撮るのは難しい

 8月11日、盛岡市の花火大会があった。
昨年も同じ花火大会を撮った。→こちら

開始直前まで小雨で雲は厚く、ほぼ無風で
花火師さん達には残念な天気だったろう。











昨年と同じ良い場所で、撮影の機会を得た。
今年は去年より少し、準備を充実させて本番に臨んだ。
ブログも、今年は撮影目線で臨んでみる。


















花火の左中央あたりがもやっとしているのは、
打ち上げ後に居残る花火の煙。
風がなさ過ぎて、ずっと同じ位置が煙っていた。

昨年の写真と比べれば、手ぶれが減って
飛び散る火花がよろよろ、ゆらゆらしなくなった。
それぐらいしか進歩がない。











かと思えば、プログラムが把握できてなくて
スターマインの上半分を撮り逃した。画角設定のミス。

広角に撮って大玉を巧く納めようとする。
今度はスターマイン以外が小さすぎて寂しい。
慌てて調整。

結局はだいたい同じ画角に戻ったりする。

なんとなく掴めてきた頃には、もうプログラムも終盤。
いつもそうなのである。

雲に阻まれて欠けるスターマイン
赤みが強いと暗くなる

花火を撮るときは、シャッターを「カシャッ」と切らない。
「カッ」………「シャッ」という感じ。
その間、10秒以上シャッターを開きっぱなしにする時もある。
シャッターボタンを押している間に上がった花火は全部、
1枚の写真に納まるということだ。
クライマックスの連発は、こうなる。











連発しているさなか、どこで切ったら良いかわからなくなって、
最後の最後は、何がなんだかわからない光が撮れていた。


写真を撮るのは好きである。
さまざまな構図、光、そこに写るものが
ただの記録でなく、想像の余地が生まれるのが面白い。

だが、瞬間ごと、シチュエーションごとに
最適な撮り方は変わる。
ひと通りの技術を覚えるだけでも大変だ。

普段何気なく目にする綺麗な写真は、
大変な技術を習得したプロの手によるもので、
1枚の写真は、じつは大変な量の蓄積で出来ている。
写真を撮るのは難しい。

ぜんぜん思うように撮れない自分の写真に
ため息をつきながら、プロの技に憧れる。
写真を撮るのが好きなのである。